今やSEO(サーチエンジン最適化)と言えばGoogle最適化を意味するほどGoogleは不動の地位の検索エンジンです。
SEOのためにGoogleは無視できないどころか「Google最適化=SEO」の様相ですね。
Contents
検索エンジンGoogleの目的
検索エンジンGoogleの目的は敢えて言うまでもなく「検索ユーザーの利便性」です。多くの検索ユーザーがGoogleを利用してくれることで、検索者別の検索アナルシス情報をデータベース化すると同時にPPC広告の価値が高まりGoogleの収益が増加します。
従ってGoogleに取って検索ユーザーの検索結果は「検索ユーザーの利便性」を確実にとらえて進化する必要があります。
Googleのアップデート変遷
そこで、Googleの公表されている主なアップデート変遷を時系列にメモ書きしてみました。ササッと調べただけなので多少の誤差はあるかもしれませんが、Googleが検索精度を向上させている意図は感じることができました。
Googleの生い立ち
1996年 ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが検索エンジンBackRub(バックラブ)開発
1998年 検索エンジン開始(英語)
2000年 Yahooに採用
Googleのアップデート
カフェイン
2010年6月 ウェブページをクローリング、 インデックス システムの再構築
フレッシュネスアップデート
2011年12月 タイムリーな コンテンツ を上位表示
ドメインダイバーシティアップデート
2013年5月 検索画面に単一ドメインのコンテンツを複数表示することへの制限
ハミングバードアップデート
2013年9月 検索意図を読み取り会話型検索が実現
Search Plus Your World
2014年4月 パーソナライズ検索の最適化
ペイデイローンアップデート
2014年5月 スパム行為、スパムキーワードのサイトを排除
パイレーツアップデート
2014年10月 デジタルミレニアム著作権法DMCAの遵守
ドアウェイアップデート
2015年4月 誘導ページ (ドアウイページ )の順位を低下
ベニスアップデート
2014/12/15実施 ユーザーが検索した場所を配慮
モバイルフレンドリーアップデート
2015年4月 スマホ最適化の採用
パンダアップデート4.2
2015/7/24実施(2012/7) 独自コンテンツ品質を評価 自動更新
ペンギンアップデート4.0
2016/9/23実施(2012/4) リンクとウェブスパムを取り締まる
RankBrain
2015年初め頃 人工知能が組み込まれた」アルゴリズムで、「ここから一番近いレストランはどこ?」のような口語的な質問を処理
クオリティアップデート
2015年5月7日 パンダアップデートはページごとや特定のサイトをターゲットとしますが、クオリティアップデートはサイト全体
モバイルフレンドリーアップデート(2015-2016)
2015年4月21日/2016年5月12日 スマホ対応していないサイトの評価が下がる
インタースティシャル広告アップデート
2015年11月1日/2017年1月10日 ページ全体を覆うような広告が表示されるページの評価を下げる
日本語検索アップデート
2017年2月3日 キュレーションサイトと呼ばれるサイトが主なターゲット
医療、健康アップデート
2017年12月6日 医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示
スピードアップデート(スマホ対象)
2018年7月に導入 スマホサイトはスマホでの表示速度で判定
何を気にしてサイト作成すれば良いのか?
検索エンジン(本章ではGoogle)に好かれるために(いわゆるSEO)何を気にしてサイト作成すれば良いのか?または、どのようにサイト作成すれば良いのか?
極論を一言で言えば「愛と善意を持って丁寧に親切にサイト作成すること」です。合理化、効率化とズルは違います。上手く立ち回ろうと手抜きをしても検索エンジンだけでなくサイト訪問者にもすぐに見抜かれます。
サイト作成する内容
「めんどくさいこと」や「時間のかかること」は価値を産みます。
その目的が訪問者の悩みを解決したり役に立つことならば、自ずからサイトの価値が高まります。
ターゲットは検索エンジンではありません。
訪問者です。
検索エンジンは後付けで良いのです。
サイトの文字数やページ数が多ければ良いのではありません。アフィリエイト商材を扱うペラサイトでも条件を満たしていれば価値を表現することはできます。
ランディングページ(LP)のリライトではなく、誰の役に立つか、誰を主役にするかで切り口は豊富にあります。そのことでペラサイト(アフィリエイトサイト)の価値が生まれ、結果的にサイト作成者は提供した価値の何分の一かの報酬を受ける可能性があります。
Google情報とアップデート変遷の結論
今回の結論は、検索エンジンを気にせずに「特定の誰かにとって役立つサイトを作ろう」です。身近な人(身内、近所の人、友達など)を具体的に念頭に入れて語りかけるようにサイト制作すれば意外にイケます。
蛇足ながら、文章が苦手ならボイスレコーダーで、頭の中の身近な人に語りかけて説明してください。書き起こししみれば「自分が知らないこと、調べる必要があること、など」を認識できるので、迷うことなく作業を進めることができます。
補足:2017年12月に開始したペラサイト100プロジェクトでSNSに案内した概要です。